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Way of Thinking to Get Depressed

落ち込みやすい人に共通する考え方について

その1:完全主義

子供のころ、物事を最後までやらないと親に「だらしがない」と叱られたのでなんでもキチンと最後までやってきました。そのため、大人になった今でも物事に対して満足いくまでやらないと気が済まないようになりました。

完全主義の人にとっては、自分の期待通りのレベルにならないと評価できない傾向にあります。人間はもともと過ちを犯す不完全な生き物なので、完全を目指そうとし過ぎるのは良くありません。「この程度でいいか」と思うレベルが、ちょうどいい程度なのか「自分に甘すぎて怠けている」のか見極めるのは難しいですが、「いい加減」にできるということは大切なことです。

完全主義の人は「〇〇してみたけど習ったような効果が出ない」といいます。あせらないでください。人は少しずつ変わっていくものです。自分は全然変わっていないと思っても少しずつ変わっているのであせってはいけません。

「〇〇してはいけない」「〇〇しなければいけない」と思い込み、自分や他人にそれを押し付けていませんか。うつ状態でもそうです。「なまけてはいけない」「自分はダメダメだ」と自分を責めるとますますうつ状態が悪化します。

人間関係も同じです。人が求めるものに自分が答えられないから人付き合いに窮屈さを感じる人は多くいます。魅力的な人にならなくていいのです。例え醜くても、恥ずかしくても誠実でありのままの自分をさらけ出してください。

その2:八方美人

他人から言われたことにすぐ落ち込んでしまう人は八方美人の可能性が高いです。八方美人の人は他人によく見られたいという思いが強く、他人の言葉に振り回されがちです。常に他人の顔色をうかがいながら生きているのです。

まずはいろいろ言われたことを、当たっていると思うもの、全然違ってると思うものに分けてください。きっと、自分の表面的なことしか見てなくて違っていると思うものが出てくるはずです。当たっていないことは、他人がそう思ってるに過ぎないんですから、「あなたは私のことをそう思ってるのね。でも私はそうじゃないわ。」と言うか、口に出さず思っていればいいんです。人から言われたことをすべて真に受けて「私って駄目なんだ」と不安になる必要はありません。当たっている場合は「そうなの。私ってそういう所もあるの。もしそのことであなたに迷惑をかけていたら、具体的に教えてね。気を付けるから。」と言って教えてもらいましょう。

また、自分の権利を侵害されたときは怒ってください。他人の顔色を気にして怒らないのはストレスにつながります。

よく「良い子は危ない」と言われますが、良い子たちは自分の悪い面を出さないように抑えているので、他人といる時は、緊張状態にあり、ストレスをため込んでいます。だから他人と触れ合うのが好きではない子が多いです。ストレスが一定以上になると、うつ病になったり、キレることになります。趣味やカラオケなどストレスを上手に発散できれば精神的に健康を保っていられます。

人間関係で傷つくことはあっても、相手には相手の考え方の癖があり、それは我々には変えることが出来ません。だから、くよくよ悩まずに、自分らしく前向きに過ごしましょう。すべての人に好かれるべきと思い、そのことにエネルギーを多く費やしてしまうと、自分が本来やりたいことにエネルギーを向けられず、不本意な人生になってしまいます。それに私は嫌われているんだと思う人に聞くと、大体嫌われているのは10人中3人とかのことがほとんどです。それしかいないのに自分は皆に嫌われていると思ってしまうのはある意味、完全主義なのかもしれません。

自分らしく前向きな人になるには、他人の良いところを見つけてほめてみましょう。ほめるのが難しければ「ありがとう」と言ってみましょう。そして自分の短所を書きだして長所に置き換えてみましょう。否定的な物事を肯定的に見てみましょう。

また、落ち込んだ時には「あせらない、あせらない」と自分を励ます言葉をかけたり、自分の長所を紙に書いておいたり、好きな人のリストを作っておくと元気になれます。

その3:平等意識

人生は公平で平等であるべきと思っていませんか。もともと世の中は不公平で不平等なものです。生まれてくる家や生まれ持った能力はみな違います。重要なことは何をもって生まれたのかではなく、生まれ持ったものをどう生かすかです。

罪人のことして好奇の目を向けられたり侮蔑されたりしながらも、茫然自失で何もしなくなった父と幼い弟妹との生活を支える為、必死にアルバイトしてきたAさんは思ったそうです。そのつらい、苦しい人生の中で「なぜ、私はここに生まれたのか」と。罪人の子供として生まれなければもっと幸せに生きれたのではないだろうかと。その疑問を持ち続けて10年。やっと答えが出せました。「私の人生に起こった出来事で、無駄なものは何一つなかった。苦しい経験をしたおかげで、人が迷ったり、絶望したりした時に、深く共感できるようになった」と答えています。Aさんは自分の人生を主体的に生きることが出来るようになりました。つらい体験があったとき、なぜ自分だけがこんな目にあっているんだと嘆くのではなく、その体験を宝だと思い、生かすことによって、人生を主体的に生きれることが出来るのです。

手足が不自由になっても口で筆を加えて素晴らしい作品を生み出している人もいます。五体不自由でも懸命に人生を生きている乙武さんのような方もいます。ハードルを乗り越え生きている姿は他の人に勇気や感動を与えます。その生きざまこそ生きる価値なのかもしれません。自分がやめても他の人がいる。自分は変えのきく存在で、こんな自分に生きている意味なんてあるのかなと思うときはあります。そんなときは、あなたの生きざまをさらしてください。それがだれかの励みになるかもしれません。80歳を超えた高齢者の方々は人の役に立つことが生きるエネルギーになると言います。人の役に立つことが自分の生きる意味だと考えてもいいでしょう。

子供がいたり子猫を飼っていたりすると必要とされているのを感じますね。子どもからは「ママ、ママ」と何度も呼ばれます。人生でこんなに必要とされたことはあるでしょうか。良い子でなくても特別優れている子でなくても子供がいるというのは、それだけで素晴らしいことです。自分の生きる意味が分からない人は子猫を買ってみるのもいいかもしれません。

その4:被害者意識

〇〇のせいでこうなったと考えている間は、不幸の原因をそれに求めるので自分自身は傷つきませんが、自分を見つめることも出来ません。

その5:差別意識

外見や学歴、地位などで自分は他の人よりも優れているという感覚は、自分たちより劣っている人を馬鹿にするのにつながりますが、逆に自分より優れていると思う人の前では、オドオドしたり、自分が差別されたりいじめられたりしたときに、相手に毅然とした態度をとれなくなります。そして、よけいに人より優れていたいと思うようになります。

差別意識をなくすには、他人よりも優れることを望むのではなく、他人を自分と同じ命を持った存在として、その人の気持ちや考えをよく聞いてあげてください。それがその人を大切にすることにつながります。